大いなる自然の営みからうまれたこの地にしかない水と米を使い、
この地で育った蔵人たちが今できるすべてを注ぎ込んで醸す日本酒。
この日本酒を「純米大吟醸 磨き40 233」と冠して世に送り出します。

令和4年9月。多くの経験を有する原料米生産者であり蔵人が、
大病を患い造りに参加できない。そんな連絡から始まった233年目の仕込み。

「春鶯囀 大吟醸 かもさるゝ蔵」を超える品種の酒を、
地元富士川町で栽培した「酒造好適米 山田錦」を使用して、
それを育てた生産者と共に純米で醸す。

233年の歴史を経て、世界に愛される日本酒を目指した新たな挑戦。

「大切な時間を過ごす。」
「大切な人に送る。」
「記憶に残るひと時に記憶に残る酒を」
そんな想いのなか生まれた酒です。

皆様の大切な何かに寄り添えることを願います。

萬屋醸造店　杜氏　芦沢 祥行